新卒が数ヶ月で辞めるということ
会社に入社して数ヶ月、もう辞めたがっている。
衝動的に辞めても、2ヶ月後東京の路地裏で野垂れ死んでるのが目に見えてる。
つまりは、辞めたときに自分にかかるデメリットが感覚的にわかってるのだ。
じゃあ、新卒でちゃっちゃと辞めたときのメリット・デメリットをまとめてみよう。
◆メリット
・ストレスフリー。考えずに日々を過ごすことができる。
最高だ。クソみたいな生活からの脱却。社会的なクソにはなるかもだろうが、
そんなもんは知ったことか、あとのことは誰かに任せてずらかろう。
・全てが自分の時間。
何やろうが自由だ。いつ起きてもいいし、いつ寝てもいい。
朝昼夕兼用の飯だろうが、友人と酒呑んだくれようが、好きにできる。
趣味に没頭しようか、旅にでようか、逆に時間をどう使うのか、迷いそうだ。
◆デメリット
・社会的な立場は圧倒的に悪くなる(その人の感覚によるが)
ぼくの場合、転職市場での価値は全くない。
確かに、同期の中で成約数は多いほうかもしれないが、やっている仕事は
会社が細かいところまでお膳立てしてくれた定量的な仕事だ。
社会人として、広告マンとして、まだ全く働けていない、というわけだ。
そんな無価値な人間が再就活なんてしても、とってくれる企業なんて、ない。
(というのがぼくの印象だ。)
・収入ゼロで、生きていく
家賃、光熱費、食費、年金、携帯代、交際費、10月くらいには奨学金の返済。
賄わないといけない。
おそらく、一番頭を悩ませることになるだろう。
以上だ。
うーん、メリットだけをみたら魅力的だ。ものすごく魅力的だ。
…ただ、勝ち組ニートは、”お金があれば”成り立つものだ。
おおっと、ニートにも勝ち組、負け組があったのか。
とにかく、先の目処がつく金額を用意できていない以上、
おおお、またあらたなニートが出てきたぞ。
大学のころ、あんなに働きたがって、
バリバリに稼ぎたいとか思ってた自分は死んだらしい。
さて、もうちょっとだけ、死んだ目で頑張ってみようかァー!!(CV:大塚明夫さん)